お盆にはなぜ ホオズキを飾るのか
お盆にはなぜ ホオズキを飾るのか?
花屋でありながら、
お盆にホオズキを店先に並べる理由を恥ずかしながら知りませんでした。
この時期にはこれ、あの時期にはあれ、というふうに何となくの流れでやってきてました。反省。
で、調べました。
諸説ありますが「故人の仮のうちとしても使われる。ホオズキの中は空洞なので、魂がお盆のあいだ宿ることができるから(同じ理由で提灯が飾られることも多い)」
「提灯の代わりの道しるべとして」「お供え物に彩を添えるため」
ホオズキは漢字で書くと「鬼灯」と書きます。
鬼は亡くなった方のことを示し、灯は提灯を表しています。
いかにもという納得のいく漢字です。
キレイですよね。そして理由を知れば思わず手を合わせたくなってきます。
来年からお盆にはホオズキを飾りましょう。
そういえば私、ホオズキを食べたことがあります。イベントに出た時お弁当買ったらホオズキが入っていて、
え!え!食べられるの?と半信半疑ながらも、食べたらとてもおいしかったんです。
食べられる食用ホオズキがある
なんとヨーロッパでは比較的ポピュラーだそうで、美容と健康にいいと評判らしく、国内でも栄養価の高いスーパーフードとして注目されているそうです。
糖度はリンゴやイチゴとほぼ同じで、「アンチエイジングの女王」と称されているとのこと。
これは要チェック!
栄養素は ベータカロチン(抗酸化作用)・イノシトール(肝臓に脂肪がたまらないようにしてくれる)・鉄分・ビタミンA(体内の活性酸素を抑える)・バイオフラノボイド(ポリフェノールの1つ)
なんだかよさげな食材ですね。「食用ホオズキ」を検索するとオンライン販売されてるところも多いです。
花屋で売ってる観賞用のホオズキと食用ホオズキは違いますので、くれぐれもご注意願います。
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